No153.フレキシブルボードの床

Mansion Renovation

世田谷区

No153.フレキシブルボードの床
家族構成 ご夫婦+息子さん 築年数 25年
間取り 3LDK→2LDK+納戸 設計+工事費 860万円
目的 中古物件を購入して好みのデザインにリノベーション
工事箇所 LDK/UB/洗面/居室

総工費詳細

費用概算 内装工事費 280万円
造作工事費 105万円
設備工事費 160万円
内装建材費 110万円
住宅設備費 140万円
諸経費 65万円
総額 860万円

間取り

お客様のご要望

本物志向で質感にこだわりをお持ちのH様は、お打合せ当初から壁と天井は塗装仕上げ、床はモルタルまたは無垢フローリングがご希望でいらっしゃいました。また、キッチンが独立した部屋となっている間取りから、LDKをつなげて広い空間となるよう間取り変更をし、既存の洗濯機置き場を洗面室に移動するため水回りも少し間取り変更をしました。

リフォームのポイント

とことん素材にこだわって

お打合せ当初から、壁と天井はあらわし塗装が良いと仰っていたH様。LDKはグレーの塗料で塗装をしマットな質感に仕上がりました。塗装仕上げは無骨さも少し残しつつ独特な風合いが生まれます。
また床材は当初、無垢材が良いかとお話しをしていましたが既存の床暖房を活かすため、さまざまな材料で検討を進めました。
施工上の問題や材料の厚み、完成後のメンテナンス等さまざまな点を考慮し、最終的にフレキシブルボードを床材として使用する方法に決まりました。ROKUSAでも初めての試みだったためお客様とも社内の建築士とも相談を重ね、最良の方法を探りながら施工をいたしました。

リフォーム詳細ポイント

塗装で仕上げた壁と天井

LDKと水回りの壁と天井は塗装で仕上げました。
クロスで仕上げた雰囲気とはまた違ったマットな質感。
壁の仕上げひとつで部屋全体の雰囲気が全く変わってくるのもリノベーションの面白いところです。

フレキシブルボードの床

素材感にこだわって、たどり着いたのがフレキシブルボードを室内の床材として使用する方法でした。
素足で歩いても心地よく、モルタルのような質感で印象的な空間となりました。

ガラス建具

玄関から入ってすぐ目の前、LDKへの入り口のドアは床から天井まで一枚のガラスドアです。
本来ならドアの左側は袖壁となる予定でしたがせっかくのガラスドア、目いっぱい解放感を持たせたいと
H様からのご要望で袖壁部分にもガラスをはめ込みました。視線が奥まで通るため、広く感じられるエントランスとなりました。

こだわりのキッチン

H様のこだわりがたくさん詰まったキッチン。
キッチンの天板は集成材を機器の寸法に合わせてオーダーカットしたものをH様がご用意され、
ROKUSAで組み立てをいたしました。キッチンパネルは使わず、壁にはタイルを貼り
塗装仕上げの壁とのコントラストが素敵な仕上がりとなっています。

造作洗面台

ホワイトで統一された洗面室。洗面化粧台は造作をいたしました。
家族でゆったり使えるように2つ並べた洗面ボウルに幅いっぱいまで広げた大きなミラー。
プレーンなホワイトのカウンターと塗装の壁がホテルのような非日常的な空間を演出しています。

ガラスで仕切るユニットバス

ユニットバスのドアはガラス扉のものをご選定いただきました。
洗面室の雰囲気とそろえたモノトーンでまとめた浴室内。
統一感がありすっきりとまとまった雰囲気となっています。


他の事例