造作カウンター

キッチンと垂直に家電収納や作業台として使えるカウンターを造作いたしました。天板と側板の木材を変えていたり、塗装をする際に艶あり・艶なしの箇所を分けていたり、キッチン家電のコンセントなども通せるよう配線の通路も考慮した1点となっています。既製品だとなかなかできない調整の部分まで細かく確認しています。

建具(クラフトレーベル)

建具には、Panasonicのベリティスとクラフトレーベルを併用。ホワイトオークとブルーグレーオークで色の違いを出しながらもまとまりのある配色となり、お施主様のセンスが光っています。また、蝶番やドアノブまで色味を確認しこだわって選んでくださったポイントです。

窓

ご予算を抑えるため、窓廻りは基本的に既存を活かす方向となりました。窓枠やカーテンボックスなど木部にはやはり年季が入っていたのですが、けれん・塗装・補修などで、やり直すよりも手軽にきれいになりました。

キッチン

クリナップのラクエラを採用いただきました。キッチンの濃いグレーとフローリングの薄いグレーがとても相性よくカッコよく仕上がっています。キッチンの途中で梁が干渉し天井高が変わる部分がありましたが、お施主様やメーカーとも相談の上、うまく跨ぎ違和感のない仕上がりとなりました。

フローリング

意外と挑戦される方の少ない、グレー系の木目。今回はコンクリートの直貼りでしたのでNODAアートクチュールソン(防音フロア)のラフソーンオーク柄スモーク色を使用しました。太陽光に照らされたときの綺麗さはもちろんのこと、夜の電球色の照明の元でもとてもよい雰囲気を醸し出してくれます。

スイッチ

スイッチにPanasonicのアドバンスシリーズを採用し、素敵なアクセントとなりました。塗り壁風クロスの白、建具の白、フローリングのグレーと相性ばっちりで馴染みながらも存在感を発揮しています。